こんにちは!nozomiです。
「うちの子、発達に心配があると言われたけど、知能検査って何をするの?」「WISCってよく聞くけど、どんな検査?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、発達障害の診断や療育の場面でよく使われる知能検査(WISCなど)について、検査の目的・内容・結果の見方・実際の流れをわかりやすく解説します。
知能検査(WISCなど)とは?
知能検査とは、子供の知的な発達の状態を客観的に把握するための検査です。記憶力・言語理解・処理速度・推理力など、さまざまな分野の能力を数値化して、得意・苦手の傾向を明らかにします。
よく使われる検査の種類
発達障害の診断や療育でよく使われるのが以下の2つ。
- WISC(ウィスク)検査:6歳〜16歳11か月が対象の知能検査
- 新版K式発達検査:0歳〜成人まで幅広く実施可能な発達検査
特にWISCは、発達障害の診断や療育方針の決定によく使われ、療育手帳の等級判定にも関わる重要な検査です。
WISC検査の特徴と内容
WISC検査は、子供の知能を「全体的なIQ(知能指数)」と、以下の4つの指標に分けて測定します。
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| 言語理解(VCI) | 言葉の理解力・語彙力・言語による推理能力 |
| 知覚推理(PRI) | 絵や図形を使った視覚的な推理・空間認識力 |
| ワーキングメモリー(WMI) | 記憶力・情報を一時的に保持し活用する力 |
| 処理速度(PSI) | 素早く正確に作業をこなす力 |
この4つのスコアを見ることで、子供の得意・苦手の傾向が数値として明確になります。
知能検査を行う目的
知能検査は単にIQを出すだけでなく、次のような目的で行われます。
- 発達障害の診断補助 → 知能の偏りや特徴を把握することで、自閉スペクトラム症(ASD)やADHD、学習障害(LD)などの診断材料に。
- 療育・支援計画の作成 → 得意・苦手を把握して、その子に合わせた療育プログラムや支援方法を検討するため。
- 療育手帳の等級判定 → 知的障害の有無や程度を判定し、A・Bの等級や受給者証発行の参考資料になる。
実際の検査の流れ
検査は通常、発達外来・児童相談所・療育センターなどで行われます。
① 事前説明・問診
保護者と面談し、子供の発達状況や困りごと、検査の目的を確認。
② 検査実施(約1〜2時間)
1対1で行われ、絵を見たり、質問に答えたり、パズルを組み立てるなどの課題をこなします。年齢や発達状態によって問題数や内容が調整されます。
③ 結果説明・フィードバック
後日、結果の数値とその読み取り方、得意・苦手分野の説明があります。家庭での関わり方や療育の方向性もアドバイスされます。
検査結果の見方
WISC検査の結果は、全体のIQ(知能指数)と4つの指標の数値で表されます。
IQの目安は以下の通り。
| IQ数値 | 判定の目安 |
|---|---|
| 70未満 | 知的障害の可能性あり |
| 70〜84 | 境界域 |
| 85〜115 | 平均域 |
| 116以上 | 平均より高め |
※発達障害の場合、IQの高低よりも指標間の差(凸凹)が重要視されます。
たとえば、言語理解が高く、処理速度が極端に低い場合はASDの特徴として考えられることも。
長女は3歳の時69点でした。判定も担当者の方がしっかり聞いてくれて判断してくれました。
知能検査を受けるときの注意点
- 子供の体調や気分で結果に影響が出やすい → 検査日はしっかり休養をとることが大切。
- 複数回受けると慣れで結果が変わる → 知能検査は原則1〜2年空けて再検査するのが望ましい。
- 結果が全てではない → 数値はあくまで目安。生活場面での困りごとや成長の様子を合わせて支援を考えることが大事。
まとめ
知能検査(WISCなど)は、発達障害の診断や療育・支援計画を立てるうえでとても重要な検査です。
IQだけでなく、得意・苦手の傾向や発達の特徴を知ることで、子供に合った療育や支援方法を見つける手助けになります。
「検査ってどんなもの?」と不安な方も、まずは専門機関で相談してみてくださいね。子供の未来をより良くするための大切なステップです。



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