はじめに
着替えや騒音に「泣き叫ぶ」わが子に戸惑った日々
我が家の長女(現在5歳)は、幼児期に感覚過敏の傾向が強く、着替えを極端に嫌がったり、騒音に過敏に反応して突然泣き出したりすることがありました。
当初は「わがまま?」「ただの癇癪?」と思ってしまい、強く叱ってしまったことも…。しかし、それは彼女なりの「つらさ」からの行動だったと後から知り、大きな後悔とともに、少しずつ向き合っていくことになりました。
この記事では、そんな実体験をもとに、着替えや騒音が苦手な感覚過敏の幼児への対策や、実際に役立ったグッズをご紹介します。
感覚過敏とは?特性を正しく理解しよう
感覚過敏とは、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚などの感覚に対して、平均的な人よりも強く感じてしまう状態です。発達障がい(特に自閉スペクトラム症)と関連することも多くあります。
わが子の場合、特に強かったのは以下の2つ:
- 触覚過敏:タグ付きの服や、肌ざわりの悪い生地が苦手。下着の縫い目にも敏感。
- 聴覚過敏:掃除機、トイレのジェット音、園のチャイムなど大きな音にパニック。
【体験談】着替えを嫌がる子への対策
✅ 1. タグや縫い目が少ない服を選ぶ
試して効果があったのが「無印良品のタグなし下着」や、「ユニクロの縫い目が外側になっている肌着」。
わが子は、これに変えただけで朝の着替えで泣く頻度が激減しました。
✅ 2. お気に入りの服をローテーション
気に入った肌ざわりの服だけを数枚購入して、毎日そればかり着せていました。
「今日は黄色のくまさんTシャツ!」と自分で選ぶようにすると、スムーズに着替えられるように。
✅ 3. 着替えのタイミングは子ども主導に
「今じゃなくてあとでね」と本人のペースを尊重することで、着替えそのもののハードルが下がりました。
【体験談】騒音に敏感な子への対処法
✅ 1. イヤーマフを使う
保育園の行事や電車など、音が大きくなる場面では子ども用イヤーマフがとても有効でした。おすすめは「Peltor(ペルター)」の子ども用。
✅ 2. 大きな音が出る前に予告する
「これから掃除機つけるよ」「トイレの音びっくりしちゃうかもね」と事前に教えるだけで心の準備ができるようになりました。
✅ 3. 「逃げ場」をつくる
静かになれるスペースをあらかじめ確保(クッションやお気に入りのぬいぐるみがあるコーナー)することで、騒音時のパニックが減りました。
【まとめ】感覚過敏は“わがまま”ではなく“特性”として寄り添うことが大切
感覚過敏のある幼児への接し方で大切なのは、「どうしてできないの?」ではなく、「どうしたら少しでも楽になるか?」という視点。
正しい理解と、無理のない対策で、親子ともに笑顔が増える日常をつくっていけるといいですね。
【補足】専門家に相談する選択肢も
園の先生や、地域の子育て支援センター、発達相談窓口なども、頼れる存在です。
我が家も、市の発達支援センターに相談したことで、療育につながり、現在は安心して過ごせるようになっています。



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